「漢方薬が腎臓の治療に効果的である」等と一部では言われているようですが、それは本当なのでしょうか。本当に、腎臓にいい漢方があるのでしょうか。一般的に、漢方薬には、病院で処方される薬のような即効性はなく、長い期間をかけて体の中の血や水の流れを良くして体質改善を行い、症状を緩和させる働きがあると言われています。そう言った事からも、漢方薬に対して過度な期待をする事は避けるべきなのですが、実際に漢方薬は腎臓の治療にも効果があるようです。具体的な例を挙げてみると、五苓散(ごれいさん)は体のむくみを軽減し、利尿作用に効果があるので、尿の出が悪い時に利用すると良いでしょう。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、貧血や体力が無い場合に効果的です。そして、漢方薬の中でも腎臓の尿に関する事でしたら、炎症や腫れを軽減させて利尿作用により結石等を流してくれる、猪苓湯(ちょれいとう)が一番有名なようです。漢方薬を利用する際には、漢方薬同士の飲み合わせの問題にも注意が必要になります。また、現れている症状やその人の体質、体格等、あらゆる面から見て、最も効果的だと思われる漢方薬を処方してもらう必要がありますので、必ず漢方薬の専門の方に相談するようにしてください。また、漢方薬だけに頼らず、普段の食生活を含めた生活習慣から見直していく事が、無理なく健康的に腎臓の調子を整える近道なのではないでしょうかー